枠のデザインにご注意!

四辺を囲む「枠」のデザインをJAMに入稿した時、
「ズレて片寄ったような仕上がりになります!」と連絡がきた方、
けっこういらっしゃるのではないでしょうか。


レトロ印刷の特徴に「ズレ」があります。
和紙のような薄く柔らかい版を使用しているため、
垂直・平行が正確ではなく、
また、刷っているうちに版自体が伸びてしまい、
予測できないランダムな「ズレ」が生じてしまうんです。
























詳しくはこちらのエントリーをどうぞ

さらに、ズレのあるトンボを目視で確認しながら切るため、
JAMでは断裁もすべて手作業です。
なので、トンボの位置で正確に切ることが、とても困難なんです・・・。
(もちろん重々注意して作業していますよ!)

枠があったり、四辺に均等な余白のあるデザインだと、
ちょっとの「ズレ」でもとっても目立ちます。

こちらは3mmの余白のある枠デザイン。
JAMの印刷は2~3mmずれることもあるので、
最悪枠自体が切れてなくなってしまうことも・・・

ストライプや市松模様など、
均一な柄もズレがわかりやすいかも。















それでも枠のデザインにしたい!というときは、
四辺の余白を多めにとると、比較的ズレが目立ちません。



四辺の余白を3mmから5mmにしてみました。













ぺら紙印刷でも同様に、枠のデザインはズレがわかりやすくなります。















フチあり規格はデフォルトで5mm幅の余白が四辺につきますので、
印字面全面にベタなどを敷くデザインは、白い枠デザインのようになります。
この枠も、完璧に均一な幅にはなりません。













この場合も、余白をちょっと太めにデザインするといいですね。



緻密なデザインが苦手なレトロ印刷ですが、
ちょっとの工夫でズレも目立ちにくくなるので、
参考にしてみてくださいね。

【2019更新!】見えない白インクpart2

2017年に「見えない白インク」というエントリーをUPしたことを
皆さん覚えておられるでしょうか?
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

【見えない⁉白インク】

けれどその時から新しい用紙が増え、廃番になった用紙もあり、
平成も終わろうとしている今、最新の白インク事情を公開しよう!と
2019年1月にtwitterで「白インクの効果的な使い方」という特集をしました!


モーメントにまとめておりますので
上記リンクからどうぞ~

いや~しかしほんとに見えないですね








刷ってる……?



灰色の紙、ねずみ・しらす裏面・
にごり紙銀鼠。

グレーの紙なら白インク、見えるんじゃない?って思う方、
多いと思うんですが、
実はとっても見づらいんです……
名刺などに文字情報で使うのは
おすすめしておりません!



茶色い紙も……見えなくはないですがとっても薄め!


黒い紙なら見えますね~(ほっ(*_*;











そんなインビジブルな白インクですが、
きっと輝く瞬間があるはず……!
たとえば













あえての白い紙に白インク
背景の模様なら、角度によっては見えてくる!



ノートや天のりメモの罫線として!
目立たないけどいい仕事します!


文字色を邪魔しないので、背景の模様にさりげなく使ったり……

そのままでは見えにくいですが、ツヤプリすると盛り上がるので
白い紙でも存在感が出ます。

ツヤプリすると色味が沈むので、紙色の影響を受けやすく、
ちょっとグレーっぽい発色になります。

また、あえて混色させてみたり







刷る順番を工夫すれば、上に乗るインクを弾いて
おもしろい効果が現れたり
一番上に刷れば
下のインクがうっすら透けて
不思議な感じの仕上がりに。











いかがでしょうか?ちょっとくせのある「白インク」ですが、
特徴を生かしたデザインで、効果的に使ってみてくださいね~

端ブレって何?

枠のあるデザインを「ペラ紙・フチあり」で入稿した時、
「端の部分が滲んだようになってしまいます」とJAMから連絡が来たことがある方、
けっこういらっしゃるんじゃないでしょうか?

「紙の端にあるデザインや文字が、ブレて滲んだような仕上がりになります」
JAMではこれを「端ブレ」と呼んでいます。

JAMのフチあり印刷は、A3もしくはB4の用紙にいくつか並べて印刷します。

「針あとって何?」の項目でも触れましたが、

インクは粘度があるので、紙をインクドラムから剥がす際、
紙の端に刷られた部分が排紙の衝撃でブレて、
にじんだようになってしまうんです。







排紙口の方に起こりやすいのですが、
反対側の端にも起こってしまうことも。
濃度の高い部分や、より紙の端(角の付近)に近いと起こりやすくなります。

たとえばA4フチあり仕上がりだと、A3に二つ並べて印刷するので、
枠のデザインの角がこのように滲んでいます。






















わかりやすいように太い枠を印刷しましたが、
紙の端にあるデザインやオブジェクトは、枠に限らず
滲んだり、ぶれたようになってしまうんです。

線画の総柄や、デザインの下部に配置することの多い
住所やロゴなどの文字情報でも
にじんでしまうことがあります。



ではどうすれば避けられるの?というところですが、
レトロ印刷の性質上、完全回避は難しいです。

でも、濃度を下げたり余白を多くとることで軽減はできます!!
写真は100%の枠と、80%に下げたものの比較です。





















う~ん、若干ましにはなりましたが、
やっぱり紙端に近い部分はにじんでいますね。



















フチの余白を5mmではなく10mmとったもの。
だいぶマシになりました!



紙の端に配置するオブジェクトはなるべく濃度を下げる、
なるべく余白を多くとる、というダブル処置が安心かもしれません。
フチあり規格ではなく、トンボ断裁で作成するというのも一つの手ですね。



カラフルトレペーに新しい仲間が!「うす色」登場!

昨年夏に登場し、大好評だった「製本でカラフルトレペー」に
新しい色が登場しました!

「うす色シリーズ」

うす青・うす黄・うす緑の3色がラインナップです!
ペールトーンの淡い色合いがさわやかで素敵~

うす青











うす黄










うす緑












白い紙に重ねるとさりげなくニュアンスチェンジできます💁

前回のレッド・ブルー・イエローに比べて
透け感もアップです。













前回と同様、
カラフルトレぺー自体への印刷はできません!
ご注意ください~

また、今回は追加入荷なしの数量限定です!
在庫がなくなり次第終了なので、お早めに~


ご利用について
●数量限定のサービスとなります。在庫数によってはお受けできないことがあります。
●カラフルトレペ―の使用は期間限定価格の有料オプションとなります。
 Lサイズ:50円×冊数 Mサイズ:25円×冊数 (税別)
●カラフルトレペ―自体への印刷はできません。
●使用方法は通常のトレーシングペ―パーと同様、カバーとして外側につけるか、
 遊び紙として中紙に入れることが可能です(その場合本文枚数に含みます)。
●製本方法は中綴じミシン製本(のり無)、中綴じホッチキス製本のみ可能。
●湿気によりシワ、波打ちが生じることがあります。
●ご利用の際はメッセージ欄に「カラフルトレペ―○○色希望」とお書き添えください。
 遊び紙など、挟む位置にご希望がある場合はそちらもお書きください。

http://jam-p.com/order/book.php 


ローラー跡ってなに?

JAMで注文をしたら、STAFFから
「ローラー跡が出るかもしれません」と電話をもらった方、
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

「印刷した部分を印刷機の給紙ローラーが走って、汚れが出てしまいます」


なるほど……わかるようなわからないような……

ローラーとは⁉







印刷機に紙を送るためのゴム製のローラーです。
これが回転することにより、紙が一枚ずつ送られ印刷ができます。

レトロ印刷は一度に2色までしか印刷できないため、
2色以上の場合は、印刷機に2回かそれ以上通すことになります。

2回目以降の時、このローラーの走る位置に印字部分があると……
(前回に引き続き残念なgifです)





















レトロ印刷のインクは完全には乾かないため、
こんなふうにタイヤの走ったような跡が出てしまうんです(>_<)

そのため、定型のペラ紙印刷用テンプレートには
ローラーの走る位置にガイドがついています。











ここの部分に面積の広いベタや、高濃度のオブジェクトがあると汚れやすいですよ、
という目安です。

レトロ印刷の特性上、完全になくすことは難しいのですが、
ベタの濃度を落としたり、汚れが出やすい部分を避けてデザインするなどで、
軽減することは可能です。

せっかくの多色印刷、なるべくキレイに仕上げたいですよね。
データ作成の際は、ぜひ頭の片隅に置いておいてくださいね(^_^)