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粗いドットの印刷がしたい














古い写真や新聞のような、粗いドットの印刷ってレトロで可愛いですよね(*^-^*)
「レトロ印刷って何を印刷してもああいう風にレトロになるんじゃない!?」って
思われているかもしれません・・・が、ゴメンナサイ、ただ刷っただけじゃああいう風にはならないんです・・・

しかし、フォトショップをお持ちの方は、データ上でああいった加工が可能です。
レトロ印刷だけではなく、他の印刷物にも応用できますよ!

元の画像はこんな感じです










①写真をCMYKモードにし、「チャンネルの分割」をする


















フォトショップのウインドウ「チャンネル」から、
オプションを開き「チャンネルの分割」をします。

するとこんな風に、CMYKごとに4つのウインドウに分かれてくれます!便利!

★この時、カラーの画像はなくなり、4版に別れるので、後で見本として使う場合は
   必ず4版に分ける前の画像はコピーしておいてください。











②カラーモードを「ハーフトーンスクリーン」にする

分割した時点でファイルのカラーモードは「グレースケール」ですが、
それを今度は「モノクロ二階調」の「ハーフトーンスクリーン」にします。












するとこんなウインドウが現れるのですが、ここからがミソ!










③「線数」と「角度」を指定する

「線数」を低めの数値(今回は30線)にします。
これは印刷の精細さを表す数値です。高ければ高いほど細かい緻密な印刷になります。

その下の「角度」これをCMYKごとに設定します。
数値は・・・いろいろやって試した結果、一番いいかんじになるかな~と
C:15 M:75 Y:30 K:45
にしました!
すると・・・












粗ーい!
これをカラーにするとどんな感じか、モニター上でシュミレーション★

















これこれこの感じ!
ちなみに線数をちょっと高めの「50線」にしたバージョンはこちら















ドットのサイズと間隔が狭まり、ちょっと鮮明になりました。

また、角度を一定の「45度」で4色とも変換すると














ドットの傾き方が4色とも同じなので、また違った感じに~。
線数と角度はいろいろ試してみてくださいね!

ご注意!
上記の写真はPC上でシュミレーションした画像です。
実際にレトロ印刷で印刷すると、ズレや混色で画面上とは異なる仕上がりになります!



レトロ印刷で印刷する場合は、4つに分けたデータを保存して、
それぞれ好きなインクで指定すれば、粗いドットの4色分解ができますね。

ちなみに写真だけではなく、イラストを同様に粗くしても面白いですよ☆
















過去の投稿
【レトロな疑似4色印刷】
【ヒトアジ違う写真にする】

紙もの作家になってみたい


こんばんは!夜遅くにひっそり更新、印刷のタネです。
いやいや、先週の更新忘れてしまいました!うっかり!

この時期のJAMはカレンダーや製本、紙もの雑貨のご注文で溢れています◎
さすが芸術の秋、ですね!!

そんな秋の夜長に、みなさんの創作意欲の隅っこを
ちょっとだけつついてみようかな、と思います。
(ものづくりって、なんでだか夜が一番はかどりますよね。)



「紙もの作家になってみたい!」

そう思ったことはありませんか?
わたしはあります。(現在進行形で思っています。)

はい!なりましょう!!
紙もの、作りましょう!!

でも、最初の一歩ってなかなか難しいですよね。
そんなあなたには割とハードルの低めのご提案をひとつ。


追加断裁で一筆箋をつくろう

紙もの雑貨の印刷注文をするとき、気になるのが「最小ロット」 (注文時の最小枚数)ですね。
レトロ印刷はサイズによって最小ロットが変わります。
A3で50枚、A4で100枚、A5で200枚…
サイズが小さくなると、最小ロットも増えていきます。

う~ん、最初だし、ちょっとずつ、小さなものでいいから、いろんなのを作りたいなあ。
でもこの大きさだと最小ロットが多くて…

そんな時は「追加断裁」オプションを賢く使ってみましょう!



◎追加断裁とは、注文サイズから等分カットをするサービスです。

※断裁後の仕上がりがすべて同じ大きさの場合に限ります。
 サイズが異なる追加断裁はお受けできません。


A3サイズの紙に、6種類のデザインを並べてつくります。
このとき、断裁ラインを意識して作りましょう。
断裁ラインの近くにデザインがあると、切れてしまったり
隣のデザインに食い込んだりしますよ!

好きなイラストを書いて、隣に罫線を引くだけで一筆箋になっちゃうんですよ。
言葉に添えやすいようなイラストを描いてもいいし、なにげない落書きとかでもいいですね。

この場合、「フチありA3」サイズでの注文になるので
6デザインで使えるインクと紙も共通になります。
今回は濃紺と蛍光オレンジで作ってみました!

濃紺

蛍光オレンジ
そして、いつも通り分版をします。

これで、フチありA3サイズ・50枚で印刷注文をします。

そしてオプション加工の追加断裁を選択し、
6等分カットと指示します。

※ご注文フォームのメッセージ欄に書き、さらにデータ内にはガイドで線を入れておきましょう!


これで、A3を6等分(210×99mm)の一筆箋が50枚ずつ、6種類も注文出来ました!
A3で注文するので、6種類の色や紙などの仕様は同じになってしまいますが
6種類もできるので、それぞれ数枚ずつ詰め合わせて販売してみてもいいですね◎

いきなり販売がハードル高いですか?
そのための10部買取サービスです。
レトロ印刷で作った紙ものは、まずレトロ印刷で売ってみましょう!

これであなたも立派な紙もの作家です!
一筆箋の次は、そのイラストをポストカードにしてみませんか?
それだけ商品が出来たら、イベント出店もいいですね。
そうしたら、名刺が必要になってきます、おやおや注文しなきゃ…!
紙ものの沼に一度はまったらなかなか抜け出せませんよ。
なんとも温かくて、楽しくって、素敵で、 みんな笑顔の沼です^^

なにかしたくて うずうず しているアナタ!
とりあえず、いますぐ、なにかひとつ作ってみましょう。

最小ロットはA3で10枚から!
それをどう使うかはあなた次第ですよ◎

ヒトアジ違う写真にする



印刷物のデザインのアクセントになる写真!

ですが、レトロ印刷の線数は100線と粗め。
また「色ムラ」や「かすれ」が起こるので
写真の再現性は低くなってします。

だったら!逆にその粗さを生かして
ひと味違う写真印刷を楽しんじゃえばいいじゃん!!
ということで、色々写真を印刷してみました~!

こちらが元画像。

この写真をグレースケール化して、
黒インクで刷ったらこんな感じ。
黒
色々細かい所は潰れたり見えなくなったりしちゃってるけれど
すごく味わい深い感じになりました!カッコイイ!


じゃあお次はコチラ!

黒・水・ピンク・黄
これは写真をphotoshopで4色分解して、
C=水 M=蛍光ピンク Y=黄 K=黒 とインクを置き換えて4色で刷ったもの。
※4色分解とは!こちらの記事をドウゾ~!

元画像と見比べると、少しくすんでいるようにも見えるし
色味も違うし、版ズレ起きてるし…。
でも綺麗なフルカラー」とはひと味ちがう、
レトロな味わいがでるんです!




水・ピンク


次は、4色ではなく2色に色数を減らしたもの!
元画像と見比べると、結構色味が違う!けれどなんかいい…!
これはさっきの4色分解のC版とM版のみを使って、水と蛍光ピンクで刷ったものです。
2色でも案外それっぽくなるものですね~。



黒・オレンジ
これも4色版のうち、2版を使ったもの。
K版とM版を使って、黒と蛍光オレンジに当てはめて刷ってみました。
なんだか暖かくて懐かしい感じがします!




黒・水・レッド・黄

これは4色分解ではないけれど、4色刷りをしたものです。
写真をグレースケール化して、ポイントに手作業で色を入れました。
普通の写真より、ポイントで入れた色が鮮やかに見えて目を惹きます~~
このとき、写真はコントラストをはっきりさせておくと、よりイイですよ◎


黒・グリーン・レッド・イエロー

こちらは、蛍光色でばかり刷った4色分解の写真。
C=蛍光グリーン M=蛍光ピンク Y=蛍光イエロー K=黒
全体的に薄くなった感じもしますが、いつもの製本用ミシンがポップでエレクトロニックに見えます~!



水・レッド・黄
こちらは黒以外の3色刷り。
水色版だけを「スクリーンハーフトーン」で粗い網点にしてみました!
この点々がアクセントになって、ちょっぴりレトロ、ちょっぴりアメリカン!



写真ひとつを印刷するのでも
いろんなデータの作り方があり、いろんな見え方があります。
今回は個人的に好きなインクの組み合わせでやってますが、
JAMには32色のインクがあります。
組み合わせでまた全然違う写真の仕上がりになるので、
「この部分の写真、何かヒトアジ加えたいな」というときは
色々試してみてください!

↓以下色々やってみた写真。
灰・ラベンダー・もも・黄緑
黒・水

青・黄・ピンク

水・ピンク

水・ピンク

水・ピンク・黄



グラデーションをうまくつかいたい


お盆です!
世間は連休の真っ只中でしょうか。
JAMは例年通り、休まず営業中です~!

さて、表題のグラデーションについて。
レトロ印刷は製版の性質上、グラデーションが苦手です。

厳密にいうと、0%に向かう消えゆく部分が苦手なのです。

濃度3~5%のあたりで印刷がパキっと割れてしまうのです。

双方向からグラデーションで混ぜた場合、こうなってしまいます。
両端が違和感…

そんなときは、グラデーションの端を0%ではなく5%にするのがオススメ!
少しだけ濃度を入れてあげると、割れずに最後までグラデーションが続きます!
端まで違和感なくできた!




にごり紙墨に蛍光色でカラフルに花火を刷ってみました!
様々な色が混ざる花火もグラデーションで雰囲気がでます◎

端まで濃度をいれるのを忘れず!


…でも、デザイン上消えゆくグラデーションがしたいんです。
端は全く濃度を入れたくないんです。

そんなときありますよね。例えば「ぼかし」の効果を使いたい時。
こうなったら最終手段です。


トーンのように点でデータを作ってしまいましょう!
「ハーフトーン」という効果を使うと便利ですよ。
普通のぼかしより、違和感が少ない!

なんとなく、ふんわりした!

ドットになるので、ちょっとアメコミみたいな雰囲気もできますね!
わざと荒めのトーンにしとくのもいいかも!


グラデーションのうまい使い方がわかると、
混色がどんどん楽しくなってきますね!

2色グラデの混色に飽きたら、
3色・4色と多色グラデなんていうのもいいかも~。

興味があれば是非チャレンジしてみてください◎