いろいろチャートを活用しよう


自分の好きな2色を選んで、混色チャートが作れる、
新しい試し刷りサービス【いろいろチャート】が始まっています。

いろいろチャートでは、2色の混色や、線や細かい文字、ヌキやノセの違いなどが見れます。



まだデータを作る前に、色味や文字の大きさの目安が欲しい!
そんな時にはとっても便利です◎

 レトロ印刷には、32色のインクと38種類の紙があります。
それら全ての組み合わせとなると、何通りになるのでしょうか・・・!

刷り順が変わるだけでも、色の出方が変わる場合もありますので、
自分の好きな色の組み合わせと、好きな紙を選んで、
どんどんチャートを貯めてみてはどうでしょうか♪



穴あけパンチ用のガイドもついていますので、
4月にお目見えする新しい印刷見本にも、いろいろチャートを足せるようになっていますよ◎

紙は、通常の試し刷りより1種類多く選べますので、ぜひご利用ください~







白ヌキをつくる


ベタの中に白ヌキの文字をいれたり、
混色する部分を、抜いたり、
データを作る際に、【ヌキ】という方法は欠かせませんね!

でも白ヌキってどう作るの?
クリッピングとか使うの?
難しそう・・・

と思ってはいませんか!

実は、難しいことは何もないんです◎
レトロ印刷の入稿データは、

黒くなっている部分が印刷され、
白くなっている部分は印刷されない

ただそれだけのことなのです!

ですので、データ上でも白くなっていればそれで大丈夫ですよ!

地図などでよくある、高速道路の標示や、信号のマークも、
白文字や白丸をのせておけば、もう白ヌキの完成です◎




これなら簡単に白ヌキが作れますね!

印刷されるところは黒く!これが基本です。
たまに白インクで印刷したいので、白いデータが届くことがありますが、
白いデータのままだと何も印刷されないのでご注意を~×

リンクを埋め込む


画像を使ってデータを作る際に、画像を配置することがありますよね?


通常の印刷会社さんでは、それらの画像リンクは埋め込まず入稿の場合があるそうです。


BUT!レトロ印刷への入稿の場合は、必ずリンクは埋め込みでお願いします!

リンクが埋め込まれていないと、こちらでデータを開いた時に、何も表示されません。

また、画像を配置したあとに、元の画像の名前をうっかり変えてしまうと、

それだけでリンク外れとなりますので、ご注意くださいね!
また、不要な画像などはご入稿前に必ず消してください。

【リンクが埋め込まれていない状態】

リンクが埋め込まれていない場合は、画像に×がついていますよ。



【リンクが埋め込まれているか確認する方法】

●リンクパネルの横に、家のようなマークがついていると、
その配置画像は埋め込まれている証です!
リンクパネルが表示されていない場合は、ウィンドウ>リンクで!


【リンクの埋め込み方法:その1】

●リンクパネルの右上の▼をクリックすると、そこからでも埋め込み可能です。



【リンクの埋め込み方法:その2】

●配置画像を選択すると、上のバーの部分に「埋め込み」ボタンが出てきます。





画像だらけのデータの場合は、全部を選択(Ctl+A)し、リンクパネルから埋め込みをするのが簡単ですよ!

全くわからなーい!という方は、配置してる画像をデータと同じフォルダに入れ、
一緒にお送りください。ただし、その場合はこちらで埋め込みする場合もありますので、
画像の配置の順番や効果などが変わってしまう恐れもありますので、ご注意ください!

追加断裁は等分サイズのみ!



追加断裁のオプションがあるのを知っていますか?

例えば、A4サイズを3分割したり、レトポを半裁したり。
等分カット(全て同じサイズ)であれば、指示が可能です。
自分で切るのはちょっとなぁ・・・という方は是非使ってみてはどうでしょう!

※注意点※
柄や、断裁ラインに近いイラストなどはデザインがまたいでしまいますので、
余白をつけるか、切れても良い様な絵柄にしておいてくださいね!  
 




横長にカットして帯を作ることも出来ますよ。




●追加断裁の料金●
ペラの場合: 仕上り枚数(断裁後) × 0.324 + 540
厚紙の場合: 仕上り枚数(断裁後) × 0.54 + 540

例: ペラA4・100枚の注文+3等分追加断裁(仕上がり300枚)の場合

断裁料金⇒ 仕上り枚数300枚×0.324+540 = 638円 (637.2の場合四捨五入)


  
加工可能サイズ:最大419ミリ~30m (※必ず1辺が55mm以上あること)
※仕上りサイズが小さくなると、断裁の精度が低くなりますのでご注意を

断裁オプションについてはコチラhttp://jam-p.com/options/cutting.php

版を分ける~ぶんぱん~

レトロ印刷の入稿で欠かせない作業が、
版を色ごとに分ける【分版】です!
レトロ印刷では、色ごとに製版し、それらを重ねて印刷しています。
(仕組みは版画のようなイメージです)

1色の場合は1つで大丈夫ですが、
2色以上になる場合は、色ごとに版を分けてご入稿してください。

例えば、(文字)と(イラスト)などのデザインの場合は、
黒(文字)だけの版と、赤(イラスト)だけの版の2つのデータが必要になります。

この際、赤の版は必ずモノクロにしてくださいね!
モノクロについて→http://retroinsatsu-tane.blogspot.jp/2016/02/blog-post_60.html

多色になればなるほど、版が増えていくということになります。

【データ作成するときのPoint】
イラストレーターに2版を並べるか、色ごとに保存してもらうか、どちらかで大丈夫です。

レイヤー分けはNG×
※レイヤー分けの状態でご入稿されますと、非表示になってしまって印刷されていないなど、
手違いが起こりやすくいなりますので、なるべくレイヤーは統合しておいてください! 

≪データ作成の手順例≫
step 1:まずはヌキやノセの、位置が合ってるが注意しながら作りましょう。
 
step 2: 位置が決まったら、横に並べるか、1版ごと保存でも可◎

step 3: 必ずレイヤーを統合(1レイヤー)して保存!


ヌキ忘れや、文字やイラストが2重になっていたりすることもありますので、
最終チェックはお忘れなく!!

IllustratorのバージョンはCS5まで


IllustratorはCC(Creative Cloud)をお使いですか?

↑最後の保存をするときに出てきます!


レトロ印刷の入稿データは、CS5までの対応となっていますので、
保存をするときに、【IllustratorCS5】を選択して保存お願いします。

※IllustratorCCもあるのですが、台数が少ないためバージョンダウンして頂けると、スタッフ一同とても助かります!

安全圏~3ミリと5ミリの法則~




●フチありの場合


フチありの場合は、テンプレートに青い線―があります。
これは、印刷安全圏です。
フチありの場合は、紙端から5ミリの余白がつきます。
安全圏よりはみ出していますと、そこは印刷されません。
フチありの場合は、内側5ミリ以内に収めましょう!


 レトポ・レトポミニ・Jサイズの場合



レトポ・レトポミニのテンプレートで、緑の点線---見たことはありませんか?
これは、断裁安全圏です。(仕上りから内側3ミリ)
これより外側にある文字やイラストなどは、断裁する時に切れてしまう恐れがあります!

特に、レトロ紙やにごり紙など、紙質がふわっとしているものや、
ツヤプリなどで紙が反っている場合は、断裁のズレが起こりやすくなります。

定型サイズ以外の場合(レトポプラスミニプラス・Jサイズなど)も、
切れて困るものは、必ず仕上がりから内側3ミリ以内におさめましょう!
また、端まで印刷希望の場合は、塗り足し青いラインまで付けてください。
(塗り足しも3ミリづつ必要です。両側を足すと6mmですよ!) 


複数注文したいとき

これもあれも印刷したいものがたくさんある!

ご注文が複数になる場合は、まとめてご注文下さい。
受付日が変わってしまうと、同梱発送ができません
同じ日の発送であっても、それぞれで発送しますので、
送料を節約したい方は、全てのデータを準備してからご入稿してくださいね。

●注文フォームを送る時

注文の際には、メッセージ欄に「全〇〇件あります」と記載して頂くと、
とてもありがたいです。

印刷の仕様が同じ場合(紙・枚数・色数など)は、フォームは1件でも大丈夫です。
その場合も、必ず何件分あるか記載してください!

●デカメールにデータを入稿する時

デカメールにデータをアップロードする時は、5つまで一度にアップロード可能ですので、
沢山データがある場合は、まとめてアップロードがおすすめです。



入稿受付時間の締め切りは、毎日正午となっています。
正午を超える場合、またぐ場合は翌日受付となりますのでご了承ください。
複数の場合は、全てのデータ・注文フォームが揃ってから受付日が決まります。


データ入稿の方法はコチラ→http://jam-p.com/guide/order.php

人気のインク


良く使われる、使える、万能なインクをご紹介します。

文字や主線にはやはり欠かせない原色系のインクが人気です。
抜き文字にする時にも、濃いめのインクが適しています。

《黒》 やはり定番は黒!文字や主線、多色の時に使うと全体がしまります。

黒・茶・朱・黄・青
黒・アクア・黄土



《白》 クラフト系には欠かせない白。文字などに使うときは見えづらい可能性大なので、要注意ですが、柄や背景などにはかわいいですね。

白(紙:くろ裏面)
白・茶・赤(紙:エースボール)


《濃紺》 暗めの紺色なので、文字や抜き文字などにも適しています。レトロ感でますね。
濃紺・ピンク
濃紺・朱

《紺》 明るめの紺色なので、イラスト系やポップ系なイメージも合いますね。
紺・朱

紺・もも


《青》 原色の青は、様々な雰囲気に使える色です。混色してもきれいです。
青・朱


若葉 植物のような緑色の若葉。ナチュラルなイメージにもよく合います。

若葉・黄
若葉・紺

《朱》 少し黄色味のある赤色なので、文字などに使ってもきつくなりにくいですね。
朱・黒
《赤》 原色の赤なので、朱色よりも深みがあります。祝い事などにもピッタリです。
金・赤
黒・赤・青・若葉・黄・黄土


《黄》 混色のとき、多色のとき、何かと欠かせないのが黄色です!そのまま使ってもポップなイメージになります。
黄・黒・水
黄・水


 空の色の様な水色。1色だけでもキレイですね。さわやかなイメージになります。
水・透明(ツヤプリ)
水・ミント

蛍光ピンク》 レトロ印刷の代表的な色といえば、蛍光色!混色させてもかわいいです。
ピンク
ピンク・ラムネ・黄緑

蛍光オレンジ》 ピンク同様ポップなオレンジ色!ポップでレトロになりますね。
オレンジ・黒
オレンジ・紺

レトロ印刷の原稿のイイ所は、次回はインクを変えて色々なバージョンが作れるところ!
インクの組み合わせだけで、雰囲気も変わりますので、ぜひ色の冒険をしてみてください。



濃いめの紙色


濃いめの色がついた紙をご紹介します◎
これらの紙なら、薄い色味のインクも活かせそうです!※白インクは時に要注意です!
ペラの場合は、うら透けも少ないので、両面刷りに良いですね。

紙についてはコチラ→http://jam-p.com/paperink/papers.php

【ペラ紙】

クラフト紙×白・茶・黄土・黒


グリーン×黒


イエロー×ラムネ・蛍光ピンク

ピンク×青・白
ブルー×濃紺
キャメル(在庫限り!)×黒
オレンジ×ラムネ
レトロ紙B×水
レトロ紙C×紺・蛍光オレンジ



ポッポ紙×茶・白

くず紙×ラムネ・もも

にごり紙(青磁)×白・水

にごり紙(松茶)×ミント

にごり紙(墨)×白

にごり紙(芥子)×白・黒・朱

【厚紙】
ねずみ×オレンジ・ミント

エースボール×黒・透明(ツヤ)・白

くろ(裏面はつぶつぶ)×白・白(一部ツヤ)

モダンクラフト×濃紺・白