けれどレトロ印刷は・・・そう、色が落ちる!ズレる!
だから、市販されているようなカッチリした本を作るための機械には、通しづらいんです。
そんなJAMの製本はほとんど手作業!
工場見学に来た方が「えっ」って驚くくらい手間暇かけて作っています!
まずどんな製本方法があるのかご紹介!
中綴じミシン製本(のりなし)
レトロ印刷の製本の看板、ミシン綴じです。
糸の色はなんと30色!
インクと合わせたり、逆にアクセントにしたり、
悩むこと間違いなし!
縫い目のピッチが短い「のりなしミシン」は、
外側・内側に2本の糸を使って縫うので、
それぞれの色を変えることもできます!
ミシンの糸たちの一部です! |
中綴じミシン製本(のりあり)
こちらは1本の糸で縫う「のりありミシン」
そのままだと糸の端がほどけてくるので、
本の上下を1冊1冊のりで留めています。
その分強度は◎
平綴じミシン製本(のりあり)
重ねた紙の端を縫う「平綴じ」はカレンダーなどに人気。
※こちらは「のりありミシン」のみ
中綴じホッチキス製本
いろんなところで見かけるポピュラーな製本ですね、
ホッチキスでガチャンとやる製本です。
無線綴じ製本
期待の新星、無線綴じです!
これで中綴じでは出来なかった
分厚い本が作れるようになりました。
それぞれの製本方法ごとに出来る事・出来ない事があるので
目的に合った方法をえらんでくださいね!