画像データを調整する





イラストを手描きで書いてスキャンし、そのままフライヤーやショップカード、DM、紙雑貨に印刷刷る人も多いと思いますが、この時のちょっとしたポイントをご紹介します。

「画像データを調整する」

①薄い背景の色
スキャンしたままの画像は、画面では見えないくらいの薄い薄いグレーが背景に残っている事が多々あります。これが、印刷機となると、思いがけない影のようなものとなって印刷されます。

もうひとつ、
②スキャンしたままの濃度が薄い
スキャンの方法にもよりますが、グレースケールでスキャンすると、カラーのものがグレーになって、実際より薄い色になる事が多いです。

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調整の方法


①スキャンしたもの背景に色が残っていないかチェックしましょう。
 スポイトツールで、ランダムに背景をクリックすると、
 カラーパレットに「K 0%]と表示されます。 
 これが0%になっていると、真っ白。数%でも入っていると色があると言う事になります。






このまま印刷するとこんな感じになります。
色も薄っすらとした仕上がりですね。



























②背景に色が残っている場合や、もっと濃く出したい時は、「レベル補正」を使ってみましょう。
 「イメージ」→「レベル補正」を選択
 
































②「レベル補正パレット」の中の 一番左の▲を右側にスライドしていくと
  絵柄がぐんぐん濃くなっていきます。
  ※やりすぎると画像が荒くなるので、注意してください。





③「レベル補正パレット」の中の 一番右の△を左側にスライドしていくと 
   薄っすら白い部分がくっきりと白いろになっていきます。




④最後に、背景に色が残っていないか、スポイトで確認しましょう




⑤背景のカラーが【K 0%】になっていれば画像の調整は終了です。






刷ってみたらこんな感じです。


イラストだけでなく、写真も同じようにレベル補正を使ってみてください。
濃い部分を濃く、薄い部分を白くとばすのがポイントです!

レベル補正をし過ぎると、手書きの雰囲気が少し損なわれてしまいますので、
画面ですこしづつ調整してみてください!